TEA BREAK ≪Rockin’ Jelly Bean≫ ①

TEA BRAKE

-Rockin’ Jelly Bean- ①


「EVA T BREAK」とは、EVA Tシャツに関わったスタッフに、EVA Tシャツに込めた熱い思いや、EVAの個人的な体験を語っていただく特集企画。
第二回目のゲストはEAV Tの中でも独特のアートセンスが光り、多くの固定ファンを持つRockin’ Jelly Bean (ロッキンジェリービーン)さんです。3年前に発売された、レイやアスカのTシャツは、今現在も人気のロングラン商品。その人気の根強さが伺い知れます。


rjbRockin’ Jelly Bean ロッキンジェリービーン
イラストレーター

映画「キラーコンドーム」を皮切りに「パラサイト」など映画関連のアートワークを担当し注目を集める。その後、自身がミュージシャでもある彼の仕事は、音楽関連のフライヤー、ジャケッ トなどを多く手がけ、近年では国内外、インディー、メジャーの枠を越え拡張し、現代美術の世界にまで及んでいます。
関連HP:Rockin’Jelly Bean Art Graphics EROSTIKA

- ロッキンさん、今日はよろしくお願いします。ところで、ロッキンさんと呼ばせてもらって問題はないですかね?

R 好きなように呼んで頂いて結構です。

- そのように人前に出られる時は、いつも覆面を付けておられるのは本当だったんですね。インタビューの時に色々と苦労はないですか?

R 覆面も自分の顔の一部になってますので、特に不自由は感じません。

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- では、また後ほどマスクについては伺わせて下さい(笑)
話を本題に変えましてロッキンさんにとって、初めてのEVANGELION体験について教えて下さい。

R 本放送の当時はアメリカにいて、話題になっていたのは知っていました。実際に初めて見たのは、アメリカからビザの関係で帰国した時に、ビデオで追っかけてみて、丁度、深夜に再放送もしていたので最終回は再放送で見ました。

- 最初、見た時はどう思われました。

R やっぱり人並みにはまりましたよ。ただ、前回の劇場版では、結末がすっきりせずに、まるで好きな女性に、理由もよくわからないまま振られたような感じでしたね。これ以上追っかけてもダメだっていう感じで・・・(笑)

- 新劇場版はご覧になりましたか?

R 勿論、三作とも見ています。今度こそは、もっと色々といい事があるんじゃないかと思っていますが・・・

- でもQを見ると、また、好きな女性に突き放されたという感じがしますが。

R そうですね(笑)。それなんで、最終作では、きっとこのモヤモヤ感をどんな形であれ、スキっとしてもらえるのではないかと期待してます。

- そういうモヤモヤがEVAの真骨頂でもあるのではないかと思いますが。

R 無論そうなることも想定して、一応失恋の心構えもしています(笑)。

- 話題は変わりますが、さきほどアメリカからの帰国の話がでましたが、ロッキンさんは、アメリカから戻られた時に大阪を拠点にされましたよね。

R アメリカにいる時にも感じたのですが、私のような仕事だと、デジタル化とネットが発達した現状では、あえて、場所にこだわる必要はないと思っています。それに、幼少期を京都で過ごしたこともあって、関西には大勢の友人がいたし、関西独特のアンダーグラウンド感とドメスティックな繋がりをうまく利用しながら、今度は大阪で何か新しい事を起こせないかと思って大阪にしました。

- 大阪での生活は、いかがでしたか?

R 結局、力不足で何もできなかったですね(笑)。私自身は新しい友人が沢山できナイトライフをしこたま楽しんだのは確かですが、あの街に何も返せなかったことが残念です。だいたい今考えるとそんなこと自意識過剰ですがね(笑)。

- それで昨年から東京に拠点を移されたのですね。

R やはり(ショップの)EROSTIKAも東京ですし、仕事自体はこちらが大半ですからね。それに、面白いイベントには積極的に参加してみたいので、そういう意味では東京は世界でも一番刺激的な都市じゃないですか。

- それじゃあ、東京に拠点を移されて、ますます、刺激あるイベントに参加して、ばりばり仕事をするという事で、EVAの仕事も次を期待していいという事でしょうか!

R もちろん!


アメリカ、大阪、東京と活動の場を移してきたロッキンさん。続いてはコラボTシャツ制作についてのお話です。PART②へ